写真撮影

【横浜山手・中華街エリア散歩】緑と歴史を楽しむ半日コース

横浜の中でも、落ち着いた雰囲気と異国情緒が漂う「山手・中華街エリア」。
観光地として人気ながらも、ゆっくり歩けば、喧騒とは無縁の癒し時間を楽しめます

今回ご紹介するのは、スタート地点の「元町・中華街駅」から始まる、自然・歴史・異国文化を感じる散歩コース。デートにも、一人旅にも、家族との休日にもおすすめのルートです。

スタート地点 【元町 中華街駅】

 最初のエリアは元町・中華街駅からスタートします。
 知ってる方も多い有名なエリアで、中華料理や、フォトスポット、チャイナドレスのコスプレ、中には水族館の展示まで!中国の色々な雰囲気が堪能できます。

 このエリアでのオススメ
  ・ランチの中華料理(食べ歩き含む)
  ・写真撮影
  ・中国の雰囲気を堪能!チャイナドレスを着て撮影
  ・こんなところに!? 規模は小さいがとても楽しめる水族館

中華街のランチオススメ店!

スタート時間は12時頃からをお勧めします。中華街といえば、中華料理や食べ歩きがメインとなる為、モーニングもしくはランチの時間帯で中華料理を楽しむ事ができるからです。
ここでは、個人的にオススメする美味しいお店を紹介します。

山東 2号店

このお店は水餃子がとても美味しく、金額も安い!2019年と2021年に餃子百名店にも選ばれたお店です。私はここのお店で水餃子とビールを注文して食べるのがとても好きです。
とてもオススメできるお店です。難点は行列ができていて、中々入れないこと・・・

2025年1月に移転を行っていますので、前の店舗と謝って行かないようにしてください。

営業時間:11時00分〜23時00分 (ラストオーダー 22時30分)
予約も可能ですが、土日祝日は6名以上しか予約ができないようです。

萬珍樓點心舗 (マンチンロウテンシンポ)

このお店は外装からとてもお高そうな店で入り辛い雰囲気があります。
私も躊躇していましたが、いざ入店!やはり内装も凝っていて、「The 中国」という雰囲気。恐る恐るメニューを見てみると、実はリーズナブルな金額!味も美味しく、何度もリピートをしているお店です。店内は広く、少人数から大人数どの人数帯でも対応できるお店です。
実は私は知らなかったのですが、このお店、百名店「2021」「2023」「2024」と何度も受賞をされているお店でした。

観光で来るときは、中国の雰囲気を味わえる外せないお店だと言えます。

■営業時間
 【平日】
   11:00~15:00、17:00~22:00 (L.O 21:00)
 【土日祝】
   8:00~22:00 (L.O 21:00 )
   ※朝食は、8時~11時提供(Lo.10:50)
■ 定休日#
毎週月曜日(祝日除く)

中華街では食べ歩きも沢山あり、とても美味しいですが、人が多くみんな立って食べています。ゆっくり食べられるように、今回は店内のお店を紹介しています。

中華街は美味しいお店もありますが、ぼったくりと思われるお店も多数存在します。中華街で食事をする場合は、事前にお店の情報を集めて入店することをお勧めします。

【山手町】洋館と緑に癒されるレトロ散歩コース

 一言で山手通りと言っても、とても広いです。今回は中華街から山手通りへ向かう際に、回れるルートを紹介します。

散歩コース

アメリカ山公園

アメリカ山公園は元町・中華街駅に直結しており、綺麗はお花が見られる公園です。ここから、みなとみらいやマリンタワー等、景色を見ることもできます。カメラを持参するととても綺麗な写真を撮ることもできます。
 バラの時期になると一面バラ景色となり、いい香りが漂います。このアメリカ山公園含め、山下公園、港の見える丘公園でバラのイベントが開催され、普段とは違う景色を味わう事もできます。

写真はバラの時期に撮影した一部です。カメラは下記を利用して撮影をしています。撮影機材の詳細については、下記リンクを確認ください。

カメラ:Pentax K-1 MarkⅡ
レンズ:HD PENTAX-DA 55-300mm F4.5-6.3 ED PLM WE RE
編集ソフト:Adobe Lightroom

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横浜の無料観光スポット!
ベーリック・ホールで歴史ある洋館を見学しよう!

 ベーリック・ホールはとても広い洋館です。山手の西洋館の中で最大級のスパニッシュスタイルの個人宅洋館です。広いリビング、和風の食堂、壁の色が美しい子供部屋などを見る事ができます。日本の家と作りが全く異なっており、日本と西洋の建物や文化の違いについても見ることができます。

入場無料!エリスマン邸で感じるスイス人実業家の暮らし


「現代建築の父」チェコ出身の建築家アントニン・レーモンド氏の設計により建てられました。暖炉がある応接室や居間兼食堂、秋にはとても綺麗な銀杏の木が庭に咲いています。2Fの窓からはマリンタワーを臨むことができます。
 また現在は1Fがカフェとなっていて、ちょっと休憩するにもとてもいい場所です。

その他

ちょっと休憩、雰囲気のある美味しいCafe「えのき邸」

「えのき邸」は、山手通りの洋館巡りの途中に立ち寄りやすい立地にあります。
散策の合間の休憩にぴったり!

店内は、当時の家具や建具を生かした温もりある空間。
まるで外国映画のワンシーンに迷い込んだような空間で、美味しいケーキや紅茶が味わえます。また、季節により装飾を施された洋館になる事もありますので、食べ物だけではなく、季節の雰囲気も味わうことができます。

クリスマスの店外雰囲気

落ち着いた空間で、横浜の歴史を感じながら優雅なカフェタイムを楽しんでみてください。

写真スポット!「電話ボックス」

ひそかに“写真好き”の間で話題になっている小さなスポットがあるのをご存じですか?
それが、山手本通りに佇むレトロな電話ボックス

映画に出てきそうなデザイン、背後に広がる洋館や緑の風景とのバランス、そしてノスタルジックな雰囲気。まるでヨーロッパの街角に迷い込んだような気分になるこの場所は、フォトスポットとしても注目されています。

この電話ボックス、何が特別かというと…
ただ古いだけじゃない、景色に“完璧に溶け込んでいる”という点。

  • 背景にある洋館とのコントラスト
  • 周囲の緑や石畳との調和
  • 朝・夕方の光での色味の変化

特におすすめなのは午前中〜お昼前、夕方の夕暮れ時間帯
光の入り方が柔らかく、写真もふんわり仕上がります。

驚くことにこの電話ボックス、ちゃんと中に入って通話できる“現役”の公衆電話なんです。今ではめったに見かけなくなった公衆電話、つい中をのぞいてみたくなりますよね。

折角山手町まで来たので、この電話ボックスと一緒に写真を撮ってみては如何でしょうか。

【港の見える丘公園】絶景・バラ園・洋館を楽しむ王道スポットガイド

 横浜・山手エリアを訪れるなら、絶対に外せないのが「港の見える丘公園」。
その名の通り、公園の高台からは横浜港を一望する絶景が広がり、特に横浜ベイブリッジを美しく眺められるスポットとして人気です。

朝のすがすがしい時間帯や、夕暮れどきのロマンチックな空気感など、時間によって表情を変える風景は、何度でも訪れたくなる魅力があります。

公園内を歩いていくと、まず目に飛び込んでくるのがバラ園
季節になると色とりどりのバラが咲き誇り、その奥にはクラシックな「横浜市イギリス館」が見えます。
さらに視線を上げると、遠くには青く輝く海と横浜ベイブリッジの姿も。

下記は港の見える丘公園でバラの咲く季節にて撮影した写真です。

この場所ならではの光景として、バラ × 洋館 × ベイブリッジという構図をカメラに収められるのもこの公園の大きな魅力です。

特におすすめなのが、夕方〜日没前の時間帯。傾き始めた太陽の光がバラの花びらを優しく照らし、幻想的な写真が撮れます。

空の色と海のグラデーション、そして咲き誇る花々のコントラストは、まさに「横浜の美しさが詰まった一枚」。SNS映えする写真を撮りたい方、季節の風景を残したい方には、ぜひカメラ片手に訪れてほしい時間帯です。

まとめ:中華街と山手エリアで、少し特別な日常を味わう散歩

横浜の観光地や散歩で思い浮かぶ場所として、みなとみらいを思い浮かぶ方が多いのではないでしょうか。みなとみらい周辺にも横浜の魅力が詰まった場所が沢山あります。今回はその一部をご紹介してみました。

活気あふれる横浜中華街でのランチ。どこを歩いても香りが漂い、異国の市場を歩いているかのような高揚感に包まれます。

そして、アメリカ山公園では、都会の駅直結とは思えない開放的な空と緑が広がり、散歩のスイッチがゆっくりと入っていきます。

そこから続く山手の洋館エリアでは、歴史ある建築物が静かに佇み、まるでヨーロッパの住宅街を歩いているよう。エリスマン邸やベーリック・ホールでは、重厚なデザインやモダン建築に触れながら、無料で贅沢な建物見学ができ、写真映えするポイントも満載です。

そして、港の見える丘公
ここでは、横浜ベイブリッジと青い海、季節のバラ、そして洋館の風景が1枚の絵のように重なり合い、まさに“横浜らしさ”を凝縮した絶景に出会えます。

このようなルートで家族やデートでの一日満喫コースをしてみては如何でしょうか。